昨年のアメリカン
オークス(米G1)と
スピンスターS(米G1)を制したパン
ティーレイド
Panty Raid(牝4、T.プレッチャー厩舎)が、靱帯の損傷のため引退、繁殖入りすることがわかった。今年の種付けは行われない予定。
パン
ティーレイドは、
父Include、
母Adventurous Di(
その父Private Account)という血統の米国産馬。06年キーンランドエイプリルセールにて27万5000ドルで落札されていた。
06年8月のデビュー戦(サラトガ・ダート6f)で、2着に7.3/4馬身差をつけ圧勝。5戦目の
ブラックアイド
スーザンS(米G2・ダート9f)で重賞初制覇を果たすと、日本の
ローブデコルテが5着に敗れたアメリカン
オークス(芝10f)でG1初制覇。秋シーズンは
スピンスターS(オールウェザー9f)に出走し古馬勢を撃破。芝とオールウェザー両方でのG1勝ちを果たした。その後は、2戦するも勝ち星に恵まれず、今年4月のダブルドッグデアS(米G3)7着が最後のレースとなった。通算成績10戦5勝(重賞3勝)。