29日、旭川競馬場で行われた5R・ルーキーチャレンジ(ダート1500m)は、
宮崎光行騎手騎乗の2番人気
マサノシャルナ(牝2、北海道・
堂山芳則厩舎)が、好スタートから先手を取って進むと、直線に向いても脚色衰えず、中団から差を詰めた1番人気
トキワノマツカゼの追撃を1.1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分43秒1(良)。この勝利が
キングカメハメハ産駒の初勝利となった。
勝った
マサノシャルナは、
父キングカメハメハ、
母シャルナ(
その父Darshaan)。半兄に05年
函館2歳S(GIII)を制した
モエレジーニアス(
父フサイチコンコルド)がいる血統。
同馬の
父キングカメハメハは、
父Kingmambo、
母マンファス(
その父ラストタイクーン)という血統。現役時代は04年
NHKマイルC(GI)圧勝から臨んだ
日本ダービー(GI)をコースレコードで制して史上初の「変則2冠」を達成した。しかし、秋緒戦の
神戸新聞杯(GII)快勝後、
天皇賞・秋(GI)へ向けた調整中に屈腱炎を発症し、通算8戦7勝(重賞4勝)の成績を残して引退。総額21億円のシンジケートが組まれ種牡馬入りした。現在は北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで繋養されており、初年度は244頭に種付けして186頭が血統登録されている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。