6日、函館競馬場で行われたサ
マースプリントシリーズ第1戦・第15回
函館スプリントS(3歳上、GIII・芝1200m)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
キンシャサノキセキ(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)が、3番手追走から直線で抜け出すと、後方から末脚を伸ばした5番人気
トウショウカレッジの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)。さらに2馬身差の3着に4番人気
キングストレイルが入った。
勝った
キンシャサノキセキは、
父フジキセキ、
母ケルトシャーン(
その父Pleasant Colony)という血統の豪州産馬。伯父にリュパン賞(仏G1)など仏重賞5勝を挙げた種牡馬
グルームダンサーがいる。
05年12月のデビューから2連勝で06年
ジュニアC(OP)を勝利。その後は重賞戦線で常に人気を集める存在となったが、06年
NHKマイルC(GI)3着、前走の
高松宮記念(GI)2着など好走もあったが勝ち星に恵まれず、今回10度目の挑戦で重賞初制覇となった。通算成績17戦6勝(重賞1勝)。
鞍上の
岩田康誠騎手は
安田記念(GI、
ウオッカ)に続く
JRA重賞制覇で今年9勝目、通算20勝目。管理する
堀宣行調教師は06年(
ビーナスライン)に続くこのレース2勝目。
JRA重賞は昨年の
セントライト記念(GII、
ロックドゥカンブ)以来となる通算6勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。