20日、阪神競馬場で行われた3R・メイクデビュー阪神(2歳新馬、ダート1800m)は、
福永祐一騎手騎乗の2番人気
タガノブリオレット(牡2、栗東・領家政蔵厩舎)が、スタートから先手を取ると、直線に向いて後続を突き放し、3番人気
メイショウマクベスに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒5(良)。1番人気
スマートスパイダーはさらに2馬身差の3着に敗れた。
勝った
タガノブリオレットは、
父ダージー、
母タガノスカーレット(
その父ノーザンテースト)という血統。
同馬の
父ダージーは、
父Seeking the Gold、
母Colorado Dancer(
その父Shareef Dancer)という血統の米国産馬。現役時代はイギリスで1戦0勝の成績だったが、全兄に00年ドバイワールドC(首G1)などG1・4勝のドバイミレニアム Dubai Millenniumがいる血統背景から、05年に日本で種牡馬入り。初年度は37頭が血統登録されている。なお、地方では6月11日の旭川4Rで
エフテーダージーが産駒初勝利を挙げている。