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東京大賞典はゴールドアリュール!

  • 2002年12月29日(日) 19時59分
 29日、大井競馬場で行われた第48回東京大賞典(交流G1・ダ2000m)は、終始先頭から直線後続を振り切った1番人気のゴールドアリュール(武豊騎手、牡3歳、栗東・池江厩舎)が快勝。三度目の交流G1制覇を果たした。勝ち時計は2分5秒6。1・1/2馬身差の2着には内を抜け出した横山典騎乗のビワシンセイキ、3着には大外を追い込んだ吉田豊騎乗のリージェントブラフが入った。今年半ばにJRAから船橋競馬へ転厩したネームヴァリューが地方所属馬最先着の4着に終わった。

 スタート後4、5頭が先頭を争う中からゴールドアリュールが単独先頭に立つと、道中は終始マイペースでの一人旅。3、4コーナーで後続が一気に追い上げるが、直線を向くと二の脚を繰り出して後続を突き放した。ビワシンセイキは2番手集団の内ラチ沿いでゴールドアリュールを見るように進み、その後を追うように伸びたが2馬身前後の差は最後まで詰まらなかった。また、JCダート2着で、前年のこのレース2着馬でもあるリージェントブラフは最後方から直線外をまわってよく伸びたが、3着が精一杯だった。

 勝ったゴールドアリュールジャパンダートダービーダービーGPに続いて今年交流G1・3勝目。父はサンデーサイレンス母ニキーヤ。通算成績は13戦6勝(重賞3勝)。

 JRAではダービー、JCダートをともに5着に終わっていたが、2002年を締めくくる交流G1を見事な勝利で飾った。

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