13日、中京競馬場で行われた第44回
中日新聞杯(3歳上、GIII・芝2000m)は、
M.デムーロ騎手騎乗の2番人気
ヤマニンキングリー(牡3、栗東・
河内洋厩舎)が、先団追走から直線に向いて伸び、10番人気
フサイチアソートにクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒5(良)。さらに1/2馬身差の3着には9番人気
イケトップガンが入り、1番人気
オペラブラーボはさらにハナ差の4着に敗れた。
勝った
ヤマニンキングリーは、
父アグネスデジタル、母が
JRA2勝の
ヤマニンアリーナ(
その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に今年の
中山牝馬S(GIII)、
クイーンS(GIII)を制した
ヤマニンメルベイユ(牝6、美浦・栗田博憲厩舎、
父メジロマックイーン)がいる。
昨年9月に札幌でデビュー勝ちを飾り、同年11月の
黄菊賞(500万下)では後の
オークス馬
トールポピー以下を破って2勝目。今年の
白百合S(OP)で3勝目を挙げると、
菊花賞(GI)9着から臨んだ前走の
アンドロメダS(OP)では古馬を相手に勝利を挙げていた。通算成績13戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の
M.デムーロ騎手は昨年の
サンライズマックスに続くこのレース連覇。
JRA重賞は
スクリーンヒーローで制した
ジャパンC(GI)に続く今年2勝目で、通算13勝目。管理する
河内洋調教師は
マルカシェンクで制した今年の
関屋記念(GIII)に続く
JRA重賞通算2勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。