香港のチャンピオン馬
フェアリーキング
プローン(
父デインヒル、
アイヴァン・アラン厩舎)が現役を引退することが発表された。今年7歳を迎えた
フェアリーキング
プローンは、2000年のG1
安田記念に優勝。2度に渡り香港
年度代表馬の座を獲得したほか、チャンピオンス
プリンターとチャンピオンマイラーのタイトルも手に入れている。しかし2001年10月に繋靭帯炎を発症し休養に入っていたが、昨年1月には中手骨も骨折したため、復帰が難しいと判断した陣営が引退を発表した。通算26戦12勝。馬主は
フィリップ・ルー氏。
また同氏は、昨年G1香港
チャンピオンズマイル勝馬で、
安田記念に出走した
ジューンキング
プローン(
父デインヒル)の引退もあわせて発表。今年5歳の
ジューンキング
プローンは、ルー氏が種馬としての価値を失いたくないと判断し、香港では異例の去勢中止となった競走馬であるが、今後は種牡馬としてオーストラリアで繋養される可能性が高い。