本日の夜間(日本時間22:40)ですが、ある馬がレースに出走しました。その馬とは・・・G1 3勝馬のアルカジーム[Al Kazeem](牡6)です。
昨年の凱旋門賞(仏G1/6着)を最後に、一旦は種牡馬入りしました。ところが、受胎率があまりにも低く、種牡馬失格の状況が判明しました。それ故、突如として現役に復帰しました。その今年緒戦のレースをお伝えします。
出走したレースは、英ニューベリー競馬場[Newbury Raceocurse]の第3R ドームバーステークス[Doom Bar Stakes](Listed(日本でいうOPEN特別) 芝2000m(左))です。
出走頭数は10頭。馬場状態は、Good[良]で行われました。
レースは、サーウォルターアスコット[Sir Walter Scott]とナブッコ[Nabucco]が立ち上がり気味のスタート。隊列は、内埒をサッと奪ったアムルラー[Amralah]を外からザイデャン[Zaidiyn]が強引にハナを奪う。注目のAl Kazeemは、好位置〜中段の5番手付近の外目に付けた。
隊列は、先頭から最後方までほぼ5馬身以内に固まる展開で進みました。
ラスト直線600m付近から叩き合いが激しくなる。その段階でAl Kazeemは、持ったままの手応えで1テンポ遅くゆったりと仕掛けるも、伸び切れず4着に敗退しました。
優勝馬は、2番手から差し返したAmralah。2着は、ヴァンクヴェリテ[Vancouverite](ギョームドロナーヌ賞(G2)優勝 / キズナと対戦有)。3着は、出遅れから伸びたNabucco。
勝ち時計は、2.8.59s。
勝ち馬のAmralahは、父:Teofilo、母:Sharp Mode (母父:Diesis)。鞍上は、A.アゼニ騎手。R.シャノン調教師の管理馬。
なお、Al Kazeemの鞍上は、J.ドイル騎手。R.カールトン調教師の管理馬。昨年以前と競走生活を送る環境に変化はありません。
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【追記1】ネタ元URLは、このレースの結果一覧表[Sporting Life]です。
【注意】レース映像は、申し訳ありませんが、グレードの低いレース故、上がっていません。
しかし、公式結果(ネタ元URL)がありますので、そちらを確認願います。
- ネタ元のURL
- http://www.sportinglife.com/racing/results/19-07-2014/newbury/result/629634/doom-bar-stakes-registered-as-the-steventon-stakes-listed