スマートフォン版へ

みんなの投稿ニュース

“名手”岡部元騎手が宮古島の浜競馬で優勝

  • 2014年07月29日(火) 11時59分
  • 2
  • 11
 第24回サニツ浜カーニバル (主催・宮古島市など) が27日、 下地与那覇で開催された。 干潮時の与那覇湾に出現する広大な干潟を会場に新旧織り混ぜた様々な競技が行われた。 宮古馬による浜競馬は元JRA騎手の岡部幸雄さんが優勝。 宮古角力では実力者を揃えた久米島、 北大東島の選手も出場して豪快な技で土俵を沸かせた。 この他、 綱引きや人間輓馬、 10人11脚競走などが行われ、 大勢の市民が参加して干潟の祭典を楽しんだ。

 この日は異常潮位と大潮が重なってなかなか潮が引かず、 予定よりやや遅れたものの水中駅伝から競技を開始。 12チームが出場して1周400?のコースでタスキをつないだが、 水深の深い沖では思うように走れず苦戦していた。 一般の部では西辺体協が優勝した。 綱引きにも男女多くのチームが出場して力を競った。 レディース一般ではチームあがんにゃ月組、 男子一般では下中45期が決勝で宮古港運を破って優勝した。 重さ300?のそりを人力で引く人間輓馬ではISMが優勝した。

 浜競馬には宮古馬8頭が出場。 安定した走りを見せた上位3頭の争いとなり、 「シャークン号」 に乗った岡部さんが優勝した。 これまでに3回出場し、 浜競馬を盛り上げてきた岡部さんは 「初優勝なので嬉しい。 どの馬も嬉しくて興奮していたが、 すごく良いリズムで走ってくれた」 と馬をほめた。

 飼養頭数の減少から保存事業が行われている宮古馬について、 岡部さんは 「何とか増やしてほしい。 見てもらわなければ忘れられてしまう。 この浜競馬など活用する良い場所や人もそろっている。 浜競馬に子どもが参加できるようになれば地元の人も見てくれると思う。 地道に取り組む必要がある」 と話した。

(以下略)


(SHINPO NEWS.COM 7月29日)


【補足】
宮古馬は30頭程度しかおらず、在来馬のなかでもっとも絶滅のおそれがあるみたいです。岡部氏の参加が在来馬の保存の一助になるといいですね。

この日のレース映像はありませんが、過去の浜競馬のニュース映像がありますので、興味がありましたらご覧になってください。普段レース向けに調教していないので、真っ直ぐ走らせるのも大変なようです。

https://www.youtube.com/watch?v=5DNnWxNtTGs

レース映像は5:00〜
ネタ元のURL
http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=10787&continue=on

みんなのコメント2件

新着投稿ニュース

投稿ニュース 注目数ランキング