佐賀競馬所属で25年間にわたって活躍してきた山下貴光騎手(42)=濱田一夫厩舎(きゅうしゃ)=の引退式が27日、鳥栖市の同競馬であり、騎手人生に別れを告げた。
山下騎手は福岡県出身で1989年に初騎乗。25年間で9466レースに出走し、2009年の第11回吉野ケ里記念を制するなど960勝を挙げている。
式では、大勢のファンが見つめる中、山下騎手が「本当に長い間お世話になりました」とあいさつ。騎手仲間が駆け寄って胴上げした。今後は日本中央競馬会(JRA)の馬取扱技能職として働くことが決まっており、「どこに配属になるか分からないが、やっぱり自分は馬しかないので」と話した。
(7月30日付け 佐賀新聞)
<補足>
山下騎手で今でも鮮烈に覚えているのが、九州アラブ王冠賞3連覇を達成したトチノグレイスでの豪快な捲り脚。「佐賀であんな無茶して勝てるんかい!」と、まだ地方初心者だった自分に大きな衝撃を与えた1頭でした。 第二の人生に幸多かれ。佐賀での25年間、本当にお疲れ様でした。
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