地方ホッカイドウ競馬(門別競馬場)で、9歳馬のコラボスフィーダ(牡、国信)が6年2カ月ぶりに復帰した。メーン11R日高獣医師会特別(ダート1700メートル)に出走し、終始後方のまま勝ち馬から3秒1差の最下位9着に終わった。
同馬は2歳時に船橋でデビューし2連勝。3歳時は大井・東京ダービーで3着、その後統一G1ジャパンダートダービーでもサクセスブロッケンの3着に好走した。08年7月のジャパンダートダービー後、左前屈腱炎(けんえん)と腰の故障で長期休養していた。今回が通算10戦目。応援に駆けつけた岡井元憲オーナー(43)は「今日が引退式のつもりで、1度でもいいから走らせたかった。昔より歩様がしっかりしていてよく頑張っていたと思う。携わった方々に本当に感謝しています」と感慨深げだった。
ホッカイドウ競馬では、6年以上もの休養明けから復帰した例は記録にない。中央競馬での長期休養明け馬の出走は記録が残っている平成以降では、ロードスナイパー(牡)の約3年11カ月(00年9月17日〜04年8月14日)が最長。
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