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英ダービー候補がA.O'Brien勢からまた出現

  • 2014年09月29日(月) 00時32分
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 いよいよ、10月に突入しようとする時期になりました。

 そんな中ですが、本日、愛カラ競馬場で2歳の重賞、ベレスフォードS(G2)[Juddmonte Beresford Stakes](芝1600m/2歳)がありました。

 今年は、6頭。馬場状態は、Good to Firm(堅良)。

 レースは、全馬互角のスタート。ハナを奪ったのは、トンブレイン[Tombelaine](愛G3 2戦連続2着)。以下、コンバージェンス[Convergence]・バトルオブマラソン[Battle Of Marathon]が直後グループに付けました。

 人気のオーマンリバー[Ol' Man River](新馬勝ち)は、4番手に待機しました。

 中盤800mで、Battle Of Marathonが逃げ馬に並びかけ、後続も差を詰める。

 残り600mの叩き合いは、Ol' Man Riverの独壇場。残り300mで先頭に立ち、1・2発ムチが入るものの、抜け出してからは余裕綽々の快勝を収めました。

 2着は、後方2番手で溜めたクロナドストリート[Clonard Street](新馬勝ち)が入りました。2番人気のTombelaineは、軽快に逃げるも、直線でアッサリ差されてしまい、A.O'Brien
勢の台頭をまたも許す5着敗退。

 勝ったOl' Man Riverは、これで2戦無敗。騎乗は、J.O'Brien騎手。調教師は、A.O'Brien調教師。

 血統は、父:Montjeu 、母:Finsceal Beo (母父:Mr Greeley)。

「出来過ぎたシナリオ」と揶揄されそうですが、これで、来年度の英ダービー(G1)でジョンエフケネディ[John F Kennedy]とほぼ横並びの単勝1桁台の人気となりました。
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【追記1】
 血統は、「壮観」そのもの。父:Montjeuは、1999年凱旋門賞(G1)覇者。母:Finsceal Beo は、2006年欧州最優秀2歳牝馬にして、G1 3勝。
[※母名は、フィンスケ−ルベオ と読みます。(アイルランド・ゲール語で、"生きる伝説"という意味です)]

【追記2】ネタ元URLは、レース結果一覧表[Go Racing.ieより]です。

【追記3】血統表URL: http://www.pedigreequery.com/ol man river2 [Pedigree Queryより]

【追記4】レース映像URL: http://www.youtube.com/watch?v=3ARNQ_C7gBY [Racingpostより/残り1000m]

【追記5】因みに、昨年(2013年)のGoffs Orby Sale[ゴフス・オービーセール](10/3)で、2,850,000ユーロでこの年の最高落札馬です。
Sale結果URL : http://www.goffs.com/catalogue.aspx?saleId=281&saletype=Yearling
ネタ元のURL
http://www.goracing.ie/HRI/Fixtures-and-Results/Results/Race-Result/?meeting=2014-265#tabs-4

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