イギリス・ニューマーケット競馬場で10日、G1ジュライC(6f、3歳以上)が16頭立てで開催され、J.ゴスデン厩舎の3歳馬オアシスドリーム(父グリーンデザート)が優勝した。カリッド・アブドゥーラ殿下所有のオアシスドリームは、昨年9月のデビュー3戦目で初勝利をあげた後、続く10月に行われた2歳馬限定戦G1ミドルパークSで連勝。今季は先月の緒戦、G2キングススタンドSで、逃げ切り勝ちを収めたオーストラリア調教馬シュワジール(父デインヒルダンサー)の3着となっている。そのシュワジールはこのレースで1番人気に推されたが、オアシスドリームに1.1/2馬身差斥けられ2着となった。

　ゴスデン調教師によると、オアシスドリームは次走、8月21日にヨーク競馬場で開催されるG1ナンソープSに出走する予定である。