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ゼニヤッタの第三仔が放牧地での事故で死ぬ

  • 2014年10月30日(木) 07時36分
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2010年のエクリプス賞年度代表馬ゼニヤッタが今年産んだ当歳牝馬(父ウォーフロント)が放牧地でのアクシデントにより安楽死処分となったと、10月29日のチームゼニヤッタからの報告で明らかになった。

当歳牝馬は4月20日にレーンズエンドファームで生まれていた。ゼニヤッタのその他の産駒は、コズミックワン(牡2、父バーナーディニ)が現在ニューヨーク州でデビューに向けて調教中で、ジコニック(牡1、父タピット)がフロリダで馴致を始めている。なお、今年は種付けをしていなかった。

2010年の年度代表馬のほか、3年連続で最優秀古馬に選出されたゼニヤッタは2009年のブリーダーズカップクラシック、2008年のブリーダーズカップレディーズクラシックなどG1競走13勝を含む通算成績20戦19勝。2010年のブリーダーズカップクラシックでアタマ差の2着に敗れて現役を引退した。獲得賞金の730万4580ドルは北米産の牝馬としては歴代最多である。


■Zeniyatta.comの声明
我々は愛情を込めてZ Princessのニックネームで呼んでいたゼニヤッタの牝馬の死という深い悲しみの報告をしなければなりません。彼女は我々の家族の一因としてこの世に生を受けたばかりでした。すべての関係者にとって痛ましいことです。

■マイク・クライン(レーンズエンドファームGM)
放牧地でのアクシデントの後、馬専門病院に搬送したが、人道的見地から10月28日の夜に安楽死させた。愛らしい牝馬を失った事に対し、繋養されているサラブレッドを世話する立場を代表して、馬主のモス夫妻、チームゼニヤッタ、そしてゼニヤッタを支える素晴らしいファンの方々に哀悼の意を表する。


(Daily Racing Form 10月30日)


【補足】
Zeniyatta.comの声明はブラッドホースの記事を引用しました(本家サイトはアクセス過多でつながらない)。安楽死となった当歳馬はゼニヤッタの第三仔で、初めて生まれた牝馬でもありました。関係者はせめて命だけでも助かって繁殖入りをと考えたでしょうが、それもかなわず残念な結果となりました。
ネタ元のURL
http://www.drf.com/news/zenyattas-weanling-dies-following-paddock-accident

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