16日、牝馬限定戦G1ビヴァリーDS(芝9.5f)が開催される。1番人気が予想されていたR.フランケル厩舎のテイツクリーク(父ラーイ)は輸送のトラブルにより出走を回避。
代わって本命視されるのが、同じくフランケル厩舎の4歳馬
ヒートヘイズ(父
グリーンデザート)。BCフィリー&メアターフ勝馬バンクスヒルの半妹で、7月に行われたG1ディアナHで
ヴードゥーダンサー(内視鏡検査を行ったためこのレースを回避)に競り負けて2着となっている。また2番人気には、昨年米
年度代表馬アゼリの調教師として知られている
ローラ・ド・サルー氏が手掛ける4歳馬ダブリノ(父リ
アファン)となっている。昨年のG1
デルマーオークス勝馬ダブリノは、前走7月のG1ジョンC.メービーHで、テイツクリークとゴールデンアップルズ(故障により現役を引退)とともに2着同着となっていた。このレースには7頭が出走を予定。
同じく16日、3歳馬限定戦G1セクレ
タリアトSが開催。芝10fで行われるこのレースには12頭が出走を予定。アイルランドからの遠征馬フランス(父デザート
プリンス)が本命視されている。A.オブライエン調教師が管理するフランスは、目下10戦2勝をあげており、5月の愛2000ギニー2着の実績を持っている。また、このアーリントンパークで行われたG2アメリカンダービー(芝9.5f)を制したD.ウェルド厩舎のイヴォルヴィングタクティックス(父マキアヴェリアン)や、10fで有力視されている
ローラ・ド・サルー厩舎の
ジャストワンダー(
父エルナンド)らも出走を予定。