今シーズン最終日を迎えたホッカイドウ競馬は13日、日高町の門別競馬場でファン感謝イベントを開き、メーンレース「第57回道営記念」を最後に幕を閉じた。
この日は降雪・強風のため第4レースが中止になるなど終日大荒れの空模様。しびれるような寒さの中ダウンジャケット姿の来場者らには、工藤設備工業提供の熱々の富川産大粒の原木なめこ汁や試食用の新米おにぎりなどが振る舞われたほか、「ひだか特産市」ではシシャモ寿司、焼きシシャモやJA新冠の和牛ピーマン串なども好評。
女性向けのボディジュエリーアート無料体験、優雅に紅茶をたしなむアフタヌーンティー教室のほか、競馬関連グッズプレゼント抽選会、場内各食堂共通食事券プレゼントなど多彩なイベントで最終日を盛り上げた。
この日の入場者は荒天にもかかわらず1267人とスタンド周辺は混雑。今年のホッカイドウ競馬を締めくくる「道営記念」では、静内高校吹奏楽部の生徒たちがファンファーレを生演奏。レースは混戦を抜け出し直線で先頭に立った井上俊彦騎手騎乗のウルトラカイザー(新冠町・つつみ牧場)が2着のキタノイットウセイに2分の1馬身の僅差でそのままゴールを駆け抜けるとスタンドから大きなどよめきが上がった。
レース終了後の午後9時から、旧スタンド内で行われた恒例の「ファンとの集い」では騎手全員が勢ぞろいして握手&サイン会が行われ、若手の桑村真明騎手らが一人ひとりと握手し笑顔で記念撮影。大勢の競馬ファンがホッカイドウ競馬のファイナルイベントで名残りを惜しんだ
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