フランス・
ドーヴィル競馬場で17日、G1
ジャックルマロワ賞(1600m)が開催された。日本から
テレグノシスと
ローエングリンの2頭が参戦したが、
テレグノシスが3着、
ローエングリンは10着にとどまり、98年の
タイキシャトル以来の日本馬による同レース制覇はならなかった。
優勝したのは、P.バリー厩舎の3歳馬シックス
パーフェクションズ(父セルティックスイング)。2着ドームドライヴァー(父インディアンリッジ)をわずか首差交わして5勝目をあげ、オーナーブリーダーのニアルコス・ファミリーのワン・ツーフィニッシュとなった。
昨年のインターナショナルクラシフィケーションズで2歳牝馬としては最高のレーティング121が与えられたシックス
パーフェクションズは、今年の英愛1000ギニーでともに2着、そして前走仏G2
アスタルテ賞でも2着と勝ち星に一歩及ばなかった。今後は10月25日の
BCマイルを目標にするという。
一方、2着ドームドライヴァーは、当初9月7日の仏G1ムーランドロンシャン賞から
BCマイルを目指す予定であったが、ニアルコス・ファミリーは17日、ドームドライヴァーの今季限りの引退を表明し、来シーズンから英国・ランワデス・スタッドで種牡馬として繋養することを明らかにした。