16日、アーリントンパークで行われた3歳馬限定戦G1セクレ
タリアトS(芝10f)は11頭が参戦。8番人気キックンクリス(父クリスエス)が直線で一気に追い上げて、2着ジョーベア(父パントルセレブル)を3.1/2馬身差退けて圧勝し、G1初出走初優勝の快挙を果たした。
ダートでは5戦0勝と振るわなかったキックンクリスだが、芝に転向後は、7月の一般戦2着、前走10fのヴァージニアダービーでも2着など、目下4戦2勝と調子をあげていた。管理するM.マッツ調教師は、アメリカの元馬術オリンピック選手であり、調教師のライセンスを取得して5年目の今年、初のG1制覇となった。一方、1番人気に推されていた
ジャストワンダー(
父エルナンド)は10着と大敗した。