16日、アーリントンパークで芝9.5fを舞台とした牝馬限定戦G1ビヴァリーDS(3歳上)が行われた。本命視されていたR.フランケル厩舎の4歳
ヒートヘイズ(父
グリーンデザート)が、最後方から素晴らしい末脚を見せて一気に先頭に踊り出て、最後は2着ビエンニコル(5歳、父ビエンビエン)に1.1/4馬身差をつけて快勝し、G1初優勝を飾った。
2001年BCフィリー&メアターフ勝馬バンクスヒルの3/4妹にあたる
ヒートヘイズは、昨年秋にフランスから米国・フランケル厩舎に移籍。今季は、4月のG3ラスシェネガスH、5月のG3ディスタフターフマイルを含む5戦4勝をあげており、唯一の負けレースとなったのが前走G1ディアナH(2着)であった。フランケル調教師にとって、これが今季G1・18勝目となり、87年のW.
ルーカス調教師が持つG1・22勝にあと4勝と迫った。