「真夏のダービー」の異名を持つG1ト
ラヴァースSが23日、サラトガ競馬場で開催される。今年134回目を迎えるト
ラヴァースSには8頭の3歳馬が出走を予定。目下注目されるのは、今年の2冠馬ファニーサイド(父ディストーティッドヒューモア)と、そのファニーサイドの3冠を阻止した
ベルモントS勝馬
エンパイヤメイカー(父アンブライドルド)の出否。ファニーサイドは、3日に行われたG1ハスケル招待H(3着)の後熱発したが、その後の調教は順調に行われていた。しかし、管理するB.タッグ氏によると「出走の可能性は75%」と慎重さを崩さない。一方の
エンパイヤメイカーも、飼い食いが良くないことから、R.フランケル調教師は出走取消しの可能性もあることを明らかにしている。
また、同じくフランケル厩舎から出走を表明しているのが、今季G1・2勝をあげているピースルールズ(父
ジュールズ)。
ケンタッキーダービー3着、
プリークネスS4着と勝馬に一歩及ばなかったが、前走ハスケル招待Hでファニーサイドらを抑えて快勝している。
一方、前走のG2
ジムダンディSで、
エンパイヤメイカーに競り勝ち、7月のG2ドゥワイヤーSに続いて連勝しているスト
ロングホープ(
父グランドスラム)や、9ヶ月ぶりの実戦となったドゥワイヤーSで3着、前走のハスケル招待Hで2着と好走しているスカイメサ(父プルピット)らが顔を揃える。