2001年の
スプリングS(G2)、
きさらぎ賞(G3)を制した
アグネスゴールド(牡5、栗東・長浜博之厩舎)が29日付で競走登録馬を抹消、現役を引退することになった。
同馬は
父サンデーサイレンス、
母エリザベスローズという血統。
フサイチゼノンの全弟として注目を浴び、デビュー4連勝と一躍クラシックの有力候補に挙げられたが、
皐月賞を前に骨折。昨年、右後肢飛節軟腫を発症し、復活を目指して先週の
札幌記念に出走予定だったが、左前脚屈腱炎を発症し、再び長期離脱を余儀なくされた。通算成績は7戦4勝(重賞2勝)。今後は種牡馬になる予定だが、まだ繋養先などは決まっていない。