東海岸の2歳G1戦線の幕開けを飾る
ホープフルSが30日、サラトガ競馬場で開催された。人気薄シルヴァーワゴン(父ワゴンリミット)が1番人気
チャペルロイヤル(
父ヴィクトリーギャロップ)に4馬身の差をつけて圧勝し、G1初出走初優勝の快挙を果たした。新種牡馬ワゴンリミットにとって、産駒第1号となる重賞勝馬が誕生した。
R.ジアディ調教師が管理するシルヴァーワゴンは、6月のデビュー戦2着の後、前走の新馬戦で一転、後続を7.1/2馬身差斥ける強い競馬を披露した。ジアディ調教師によると、シルヴァーワゴンはBCジュヴェ
ナイルを回避し、来シーズンに向けてじっくり調整が行われる予定であるという。また、2着
チャペルロイヤルは、体調がよければ9月14日のG1フューチュリティSから10月4日のG1シャンペンSに向かう予定。