26日早朝の午前4時50分と6時8分ごろ、北海道東部の馬産地、日高地方全域に強い地震があり、浦河、静内、新冠では震度6弱を記録した。
気象庁によると、震源地は釧路沖(えりも岬の東南東80キロ付近)で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はそれぞれマグニチュード8.0と7.0程度と推定されている。太平洋沿岸には津波警報が発令されており、実際に浦河町では90cmの津波が観測された。
日高地方は25日夕方頃から強い雨に見舞われており、地盤が緩んでいる可能性もある。国道には隆起が確認されるほどの被害が出ており、新冠、三石、門別の各町では避難勧告が、浦河では自主避難を呼びかけている。時間の経過とともに被害は大きくなってきており、軽種馬関連の被害が心配されている。