28日、阪神競馬場で行われた
神戸新聞杯(G2・芝2000m)はK.デザーモ騎手騎乗の3番人気
ゼンノロブロイ(牡3、美浦・
藤沢和雄厩舎)が直線先に抜け出した
サクラプレジデントをとらえると、最後は3.1/2馬身引き離して快勝。勝ちタイムは1分59秒5。2着は1番人気
サクラプレジデント、3着には春のニ冠馬
ネオユニヴァースが入った。上位3頭には
菊花賞(10月26日)への優先出走権が与えられる。
勝った
ゼンノロブロイは、
父サンデーサイレンス、
母ローミンレイチェルという血統。重賞勝ちは今年行われた
青葉賞(G2)に続き2勝目。通算成績は通算成績6戦4勝。
春に
青葉賞を勝ち、ダービ2着、そして秋緒戦の
神戸新聞杯を優勝するなど、これは昨年の
シンボリクリスエスと全く同じ歩み。今後、
菊花賞か
天皇賞(秋)かどちらに進むか、
サクラプレジデントとともにその動向が注目される。