凱旋門賞が5日、ロンシャン競馬場で開催される。今年82回目を迎える
凱旋門賞には16頭が出走を予定しているが、1938年以来65年ぶりとなる牡馬同士による対決となる。注目が集まるのは、3歳馬ダラカニ(父
ダルシャーン)と4歳馬ハイチャパラル(
父サドラーズウェルズ)の直接対決。6月の仏ダービーまで6戦6勝のダラカニは、続く愛ダービー(2着)で初の負けを喫したものの、前走の3歳馬限定戦仏G2ニエユ賞に快勝。現在のところ、1番人気に推されている。
そして、昨年の英愛ダービー覇者ハイチャパラルは、今季緒戦のG2
ロイヤルウィップS、そして前走のG1
愛チャンピオンSでは
ファルブラヴに競り勝って2連勝を飾っている。昨年の
凱旋門賞で3着に終わった雪辱をはらすことができるか。
その他の有力古馬として挙げられるのは、E.リボー厩舎の5歳馬
アンジュガブリエル(父カドゥーヌヴェ)。前走の仏G2フォア賞は3ヶ月ぶりの出走であったにも関わらず快勝。一方、3歳馬からは、6月に行われた12fの仏G3リス賞で4馬身差の圧勝したドワイエン(
父サドラーズウェルズ)や、今年の英ダービー覇者クリスキン(父クリスエス)といった有力馬も揃っており、欧州競馬の総決算に相応しい1戦となることだろう。
枠順は以下の通り。
馬番-ゲート番
1-10 マブタカー