日本競馬界一の“剛腕ジョッキー”といわれる名手“ウチパク”こと内田博幸騎手が、まさかの引退危機に直面しているという。
(中略)
名手の年内引退とは穏やかな話ではないが、一体ウチパクに何があったのだろうか?
その真相を突き止めるのに、避けて通れないのが13年の「ジャパンカップ」直後の“ウチパクゴールドシップ降板事件”である。
この年、内田騎手は自身の調子が良くなかったことも影響しているのだろうが、レースで見せ場もなく15着に終わったことで、須貝調教師が「何なんだ、あの乗り方は! もっと考えて乗れ!!」と激怒。次走の「有馬記念」では外国人ジョッキーのライアン・ムーア騎手に乗り代わったのだが、じつはこれには伏線があった。
それは「ジャパンカップ」の前走となった「京都大賞典」での騎乗である。この時、内田騎手はテンに鈍いゴールドシップをスタート直後に出して行き、好位追走を選択した。しかし、最も苦手な高速馬場ということもあり、ゴールドシップは直線伸びきれず、5着に終わった。
レース内容に不満を持った須貝調教師は、ウチパクを呼び出して激高。
(中略)
好位につけても最後方から追走しても怒られたのでは、さすがの名手とて面白かろうはずがない。ギクシャクしたままケンエンの仲となってしまった内田騎手と須貝調教師の関係だが、2人を良く知る関係者はこう語る。
「乗り方うんぬんは、どんな一流ジョッキーや名調教師でもお互いにぶつけあってケンカになったり、関係悪化が悪化したりするケースはありますが、負けたらすべて内田騎手のせいにする須貝調教師の姿勢には共鳴できません。逆に言うと内田騎手だから勝てたレースもあったわけですし。しかも、この件をキッカケに内田騎手の乗り方に異変が生じ始めたのですから、須貝調教師も罪深いですよ。ちなみに須貝調教師は騎手時代通算302勝、重賞4勝、G?勝ちはひとつもありません。そのコンプレックスからなのか、腕の良いジョッキーに対しては必要以上に厳しいんです」
(以下略)
(Business Journal 1月29日)
【補足】
冒頭の「内田博騎手引退危機」は、ゴルシで名前が売れてズブい馬の依頼が増えて調子を崩した、性格的に今年結果を残さないと引退するかも、という内容でした。
ちなみに投稿文でサルという漢字が使用できないという驚愕の事実が判明。競馬…サル…あっ…(察し)。
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