【ベルデイムS】
ベルモントパーク競馬場で4日、東部地区BCディスタフ
トライアル・G1ベルデイムS(9.5f)が開催され、4歳馬サイト
シークSight Seek(父
ディスタントビュー)が1番人気に応えて快勝。管理するR.フランケル調教師は、自身最高記録となる1シーズン23勝目を獲得した。今季に入り、3戦連続で2着と惜敗していたサイト
シークだったが、5月のG1ヒュマナディスタフH、6月のG1オジンフィップスH、そして前走7月のG1ゴーフォーワンドHに続くG1・4連勝を果たした。フランケル調教師は、「BCディスタフでは、今日以上のパフォーマンスをお見せできるはず。現時点でのディスタフの出走メンバーは、今年のBCカードの中で最高のメンバーが揃った」とBC制覇に向け、意欲十分である。
【フリゼットS】
4日、ベルモントパーク競馬場では、BCジュヴェ
ナイルフィリーズ前哨戦のG1フリゼットS(8.5f)が開催された。勝ったのは、4番人気ソサイエティセレクション
Society Selection(
父コロナドズクエスト)。先月のデビュー戦ではスタートの際につまずくアク
シデントに見舞われながらも、最後は後続に3.1/2馬身差をつけて快勝したソサイエティセレクションはこれで2連勝を飾った。また、本命視されていたS.マゲイヒイ厩舎の
デイドリーミング
Daydreaming(
父エーピーインディ)は4着に敗れた。
【シャンペンS】
BCジュヴェ
ナイルの東部地区最終プレップレース、G1シャンペンS(8.5f)が4日、ベルモントパークで開催され、N.ジトー厩舎のバードストン
Birdstone(父グラインドストーン)が、1番人気
チャペルロイヤルChapel Royal(父モンブルック)らに快勝。今季3戦2勝とした。管理するジトー調教師にとって、4度目のシャンペンS優勝となった。バードストンはBCには向かわず、今季は休養に入ることが明らかになっている。今年のG1ケンタッキー
オークスとG1
エイコーンSの2冠を達成したバードタウンBird Townの半弟にあたるバードストンは、8月のデビュー戦で12.1/2馬身差の圧勝をした後、G1
ホープフルSで4着となった。