スマートフォン版へ

仏2歳王者はアメリカンポスト

  • 2003年10月07日(火) 12時57分
【アベイユドロンシャン賞開催】
 芝1000mのスプリント戦、G1アベイユドロンシャン賞が5日、ロンシャン競馬場で行われた。当初、1番人気が予想されていたオアシスドリームOasis Dream(父Green Desert)が、馬場状態を理由に出走を回避したために19頭で行われた。

 優勝したのは、ここがG1初出走となったR.シャルトン厩舎の5歳セン馬パタヴェリアンPatavellian(父Machiavellian)。残り400mで先頭に立つと、2着ザトレイダーThe Trader(父Selkirk)を1馬身差斥けてゴール。今シーズン4勝目あげた。昨年、スプリント路線に変更して以来、8戦7勝と絶好調。今季は、緒戦の特別レース(6f)に優勝した後、6月に行われた6fのハンデ戦で5着に敗退。しかし前々走、前走のハンデ戦で2連勝を果たして以来、2ヶ月ぶりの実戦であった。

【マルセルブーサック賞結果】
 2歳牝馬限定戦G1マルセルブーサック賞が5日、ロンシャン競馬場で開催され、ニコラス・ファミリーが所有するディネボラDenebola(父Storm Cat)が、目下3連勝中のグリーンヌーンGreen Noon(父Green Tune)に僅差で競り勝ち、仏2歳女王の座についた。デビュー2戦目となった8月の仏G3カブール賞で重賞初優勝を果たしたディネボラは、前走G1モルニ賞で3着と好走した。今季は休養に入る予定。尚、このレースの1番人気ネックレスNecklace(父Darshaan)は10着と大敗した。

【グランクリテリウム結果】
 仏2歳チャンピオン決定戦G1グランクリテリウム(1400m)が5日、ロンシャン競馬場で開催され、女性調教師C・ヘッド厩舎のアメリカンポストAmerican Post(父Bering)が、1番人気チャーミングプリンCharming Prince(父Barathea)を4馬身差斥けて圧勝。重賞初出走がG1優勝となった。

 1番人気が予想されていたダイアモンドグリーンDiamond Green(父Green Desert)が馬場状態を理由に出走を回避し、6頭立てで行われたこのレースは、6着のアクロポリスAcropolisの進路妨害により、フランス競馬の規則上、進路妨害を行った馬の同厩馬はすべて降着の対象となるため、アクロポリスと同厩のニュートン(3着)は4着、タイクーン(4着)は5着となり、アクロポリスに進路妨害をされたシームXimb(父Septieme Ciel)が3着に繰り上がった。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す