低迷が伝えられるアラブ1歳市場が10月24日、北海道静内町神森の北海道市場で、サラブレッド市場に引き続いて開催された。49頭(牡20頭、牝29頭)が上場され、18頭(牡9頭、牝9頭)が売却。36.73%の売却率で売上総額は29,295,000円(税込)を記録した。
年々市場が狭められているアラブ競走馬は広島県の福山競馬のほかは事実上廃止の方向に向かっており、今回も購買者は広島県馬主会と荒尾競馬場の熊本県馬主会の2馬主会のみで一般購買はゼロだった。今年、産声を挙げたアラブ競走馬は日高管内で160頭強。来年度は市場の開催が危ぶまれている。