現在、アメリカ、オーストラリアを中心に繋養されている種牡馬
トワイニング(牡12)が、来春から北海道・早来の社台スタリオン
ステーションで繋養されることが明らかになった。
トワイニングは
父フォーティナイナー、
母Courtly Deeという血統。現役時代はG1勝ちこそないものの、ピーターパンS(米G2)で2着に7.1/2馬身、ウィザースS(米G2)で5馬身と圧倒的な強さを見せ6戦5勝。唯一の敗戦は
年度代表馬に輝いた
ホーリーブル Holy Bullに喫したもので、G1級の実力を秘めていた。牝系には
ヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬S)、
ノーリーズン(
皐月賞)など日本で活躍した馬も多い。
当初アメリカで種牡馬入りし、Two Item
Limit(米G2デムワーゼルS)などを輩出。日本でも
クリストワイニング(3勝)、
タイキジリオン(
クリスタルC3着)などが活躍し、00年、01年にはリースの形で北海道・浦河の
イーストスタッドで繋養されていた。現2歳が日本では初年度産駒という扱いで、
マイネルゼスト(
函館2歳S4着)など6頭が勝ち上がり、10月26日現在の中央2歳リーディングでも7位とまずまずの成績を見せている。社台グループとしては、
エンドスウィープ、
スウェプトオーヴァーボードに続き3頭目の
フォーティナイナー系種牡馬となる。