3日、
大井競馬場で行われた
JBCスプリント(交流G1・ダート1190m)は、
柴田善臣騎手騎乗で3番人気の
サウスヴィグラス(牡7、美浦・
高橋祥泰)が2番手から抜け出し、2番人気
マイネルセレクトの追撃をハナ差抑え優勝。G1初制覇を達成した。勝ちタイムは1分09秒7のレコード。1番人気
ハタノアドニスは4着、昨年の覇者
スターリングローズは3着に終わった。
サウスヴィグラスは
父エンドスウィープ、母Darkest Starという血統。昨年1月、
根岸S(G3)で6歳にして初重賞制覇を飾ると、
黒船賞(交流G3)から今年の
北海道スプリントC(交流G3)まで重賞6連勝。前走の
東京盃(交流G2)で連勝が止まり、
ハタノアドニスの2着に敗れていた。通算成績は33戦16勝(うち地方9戦6勝)。重賞は
JBCスプリント(交流G1)、
根岸S(G3)2回、
北海道スプリントC(交流G3)2回、
クラスターC(交流G3)、
かきつばた記念(交流G3)、
黒船賞(交流G3)の計8勝。
父エンドスウィープにとっても、日本のG1初制覇となった。
なお、このレースは2001年に開設以来、3年連続中央馬の勝利&ワンツーフィニッシュとなっている。