3歳勢有利の前説だが、昨年2着5歳馬の実力馬が復活気配。今期8、11、4、6着とレース内容に物足りなさが残るが、体調面で必ずしも満足できる状態が少なかったことは確か。中間は10月下旬に美浦で強い追い切りを消化し、特に30日、11月2日は好時計をマークと日に日に動きが上昇。そして、一週前追いとなった5日には南ウッドで格下
エルノヴァを3馬身追い駆けて併入に持ち込む好内容。時計も珍しく5F65.6-3F37.8秒の速いものが出て文句なし。あとは直前に息を整える程度の追い切りで十分。相性の良い京都コース、折り合い面に心配がなく距離の融通性も利くタイプで、本領さえ発揮すれば昨年の雪辱は果たせるはず。