九州唯一の地方競馬「佐賀競馬」の２０１４年度の売上額（８日現在）は、好調なネット販売に支えられて前年度同期比１７・２％増の１４４億８７００万円となり、２年連続の黒字が見込めることが、２７日の県競馬組合議会で報告された。０６年度以降抱えてきた累積赤字も解消できる見通し。

(中略)

　この日の議会では近年の好状況を反映し、１５３億９１００万円（前年度当初比９・２％増）の新年度予算案を可決した。組合は「これまでできなかった厩舎（きゅうしゃ）改修などに取り組みたい」とし、新年度は施設整備基金に３億円を積み立てる。ネット販売促進のための情報発信を強化するほか、本場のてこ入れとして資料展示室の設置、トイレの洋式化などを進める。


(佐賀新聞LIVE　3月28日)


【補足】
トイレが洋式じゃなかったことに驚きました。

佐賀競馬は毎週週末に重賞を開催して、平日は買えないA-PAT会員の取り込みを図っているのが功を奏しているのではないでしょうか（重賞乱発の批判もあるかもですが）。

それにしても、佐賀競馬の好調ぶりを見るにつけ、地理的に近かった荒尾と福山はもう少し持ちこたえていれば、とつくづく思います。

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