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世界的厩舎の主戦騎手が体重超過でピンチか

  • 2015年03月29日(日) 08時51分
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ライアン・ムーア騎手は、エイダン・オブライエン厩舎の主戦で調教師の息子であるジョセフ・オブライエン(以下 ジョセフ)騎手がアイルランドの平地競走シーズンを前にして適切な体重に戻せなかったため、同厩舎の所属馬への騎乗を大幅に増やすことになった。

ムーア騎手が日曜のカラ競馬場でオブライエン厩舎の出走馬のうち4頭の騎乗することが明らかになった時点で、世界的に有名な厩舎のナンバーワンジョッキーとして騎乗するのでは、という憶測が流れていた。

驚きの配置転換にオブライエン師の息子は、「少し体重を超過している」と語り、リムリック競馬場の障害競走に騎乗機会を切り替えた。

二度のアイルランド最優秀騎手であるジョセフ騎手は、減らない体重は一度騎乗すれば元に戻ると主張している。

ルーラーオブザワールドでオブライエン厩舎に2013年英ダービーの勝利を届けたムーア騎手は、日曜に厩舎の所属馬に今期初めて騎乗する一方、ジョセフ騎手はリムリック競馬場のノービスハードルで父が管理するエジプシャンウォリアーに騎乗する。

しかし、ジョセフ騎手は障害競走に騎乗した後、カラ競馬場で父が管理する2000ギニーの有力候補グレンイーグルスの調教に騎乗しなくてはならず、それには残された時間があまりない。

ジョセフ騎手は昨年のカラ開催でも4頭に騎乗しており、それらのうち2レースでは9ストーン5ポンド(約59.5kg)に減量していた。


■ジョセフ・オブライエン騎手
現時点で若干体重を超過しているが、私はすぐ平地競走に復帰するだろう。調教に騎乗するため、リムリック競馬場からカラ競馬場へ直行する。

永遠に騎乗し続けることはできないが、私は出来る限り毎年シーズンに合わせて体重を調整してきた。長期的な展望が望めるとは思っていないが。

私が障害競走にも騎乗することは間違いないが、私自身を障害騎手として認めるかどうかは別問題だ。


(一部省略)


(RACING POST.com 3月27日)


【補足】
ジョセフ騎手はヨーロッパ競馬をリードするエイダン・オブライエン調教師の息子で、厩舎の主戦ジョッキーでもあります。記事を見る限り、60kgでも乗れないみたいですね。

彼は高身長で体重調整は常々苦労していて、斤量が軽くなるレースは他の騎手に乗り替わるケースがこれまでも多々ありました。
ネタ元のURL
http://www.racingpost.com/news/horse-racing/a-p-obrien-ryan-moore-joseph-obrien-moore-to-take-greater-role-at-ballydoyle/1845319/

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