スマートフォン版へ

みんなの投稿ニュース

米二冠馬CC英国滞在へ スピルバーグと激突

  • 2015年03月29日(日) 20時22分
  • 1
  • 4
カリフォルニアクローム(以下 CC)は今週ドバイからイギリスへと移動する。ケンタッキーダービーに勝利し、年度代表馬となった馬がヨーロッパの芝に挑戦する、大胆な挑戦である。

土曜日の夜に行われた総賞金1000万ドルのドバイワールドカップの2着馬であるCCは火曜日にアメリカに帰国するための飛行機を予約していたが、代わりにイギリスに移動してニューマーケットに滞在するとアート・シャーマン調教師は語った。

シャーマン師は名義上は調教師のままで、レース当日は渡英して馬を管理するという。しかし、(アスコット競馬場の)国際レーシング局の代表者が調教師と同等の役割で支え、CCの日々の世話を行うとシャーマン師は語った。師は具体的な目標のレースを言及しなかったが、おそらく目標は6月のロイヤルアスコット開催のG1プリンスオブウェールズステークスだろう。

この移動はカリフォルニアクロームの唯一の芝での勝利となった昨年12月のハリウッドダービーで(シャーマン師が)控えめに反対していたのを考慮すると奇妙なもののひとつで、権利の多くを所有するペリー・マーティンと少ない権利を所有するスティーブ・コバーンとの間の亀裂が表面化したように見受けられる。コバーンが土曜の夜にCCは「アメリカで走るための馬」だと活き活きと語っていたが、マーティンはイギリス、特にロイヤルアスコットの関係者からの強力な後押しで主張が勝ったのは明らかだった。


(以下省略)


■アート・シャーマン調教師
私はCCに休息を与えることを心待ちにしていた。私には疲れた馬の出走を周囲が実現しようとしているのがよく分からない。(ドバイワールドカップは)彼にとって厳しいレースだった。

私はまるで友人を失ってしまったかのようだ。私は厩舎を見学してCCに馬服をかけたら現地を去るつもりだ。この挑戦は難しいものとなるだろう。CCとは2歳時からずっと一緒だった。私はこれが彼のためにうまくいくよう願っている。


(Daily Racing Form 3月29日)


【補足】
レーシングポストに記事によると、プリンスオブウェールズステークスの前哨戦として5月のマイルG1ロッキンジステークスを使うとのことで、そのための長期滞在となるようです。

ロイヤルアスコットでスピルバーグと対決することになるのは注目に値しますが、CC陣営内の対立が表面化したのは気がかりです。
ネタ元のURL
http://www.drf.com/news/california-chrome-headed-england

みんなのコメント1件

新着投稿ニュース

投稿ニュース 注目数ランキング