来年度の新種牡馬のトップを切って、12日、
ワイルドラッシュ(牡9、米国産、
父Wild Again 母Rose Park)が繋養先である静内町の
アロースタッドに入厩した。
同馬は2〜4歳時に米国で走り16戦8勝3着2回。メトロポリタンH(米G1)、カーターH(米G1)など重賞4勝をあげている。父は97年の米国サイアーランキング2位で、母はG1
シリーンS優勝馬。近親にはG1ミドルパークSなどに勝ったハイール Hayilがいる。99年から種牡馬となり、現3歳が初年度産駒。日本では
スズジャパン(牡3)が
山桜賞を制したほか、
京王杯2歳S5着の
ナカヤマバスター(牡2)が2勝と活躍中だ。なお、シンジケート総額は2億8200万円(申込金50万円、140万円×3年)とのこと。