今日は、シンガポールのクランジ競馬場[Kranji Racecourse]で、2発のG1がありました。
その1発目は、快速王決定戦 クリスフライヤースプリント(G1)[KrisFlyer International Sprint](芝1200m(左)/3歳以上)です。
今年は、3月末の日本、高松宮記念(G1)優勝を果たした エアロヴェロシティ[Aerovelocity]が、日本制圧後に参戦表明しました。彼の快進撃を止められる馬が現れるかが、最大の焦点でした。
レースは、ほぼ全馬差の無いスタート。先ず、首を覗かせたのがエンペラーマックス[Emperor Max](昨年2着)。その後に、すかさずAerovelocityが、ハナを奪い取る。その直後に、ザックスピリット[Zac Spirit](ライオンシティC(星G1)優勝)が追走。Aerovelocityを地元勢が突く展開でした。
全馬が5馬身程に固まった状態で3・4コーナーを進み、直線に入る。
その叩き合いは、Aerovelocityの余裕綽々の手応えで、並びかけたEmperor Max、内埒から追い込むラッキーナイン[Lucky Nine](当レース2連覇中)を1 1/2馬身封じ込める完勝劇を飾りました。
2着は、昨年と同着順のEmperor Max。3着は、Lucky Nine。3連覇の快挙は、霧消しました。
勝ち時計は、1.09.05s。
勝ったAerovelocityは、高松宮記念(G1) に続く2外国目のG1連勝を果たしました。管理調教師は、P.オサリバン調教師。勝利騎手は、Z.パートン騎手。
血統は、父:Pins、母:Exodus (母父:Kaapstad) セン7歳。
あと・・・Aerovelocityの中国語は、友寶格 と書きます。今日も、高松宮記念(G1)の優勝時に話題となった“格”のメンコをしていました。
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【追記1】
ネタ元URLは、主催者の公式結果表[Singapore Turf Clubより]です。
【追記2】
勝ち馬の血統表を以下に記載します。
●血統表URL: http://www.pedigreequery.com/aerovelocity [Pedigree Queryより]
【追記3】
レース映像は、上記ネタ元URLをClick後、Race Video をClickすると、無料で観る事が可能です。
- ネタ元のURL
- http://www.turfclub.com.sg/Racing/Pages/ViewRaceResult/3599/9