14日に香港・シャティン競馬場で開催される香港国際競走に向けて、日本馬が始動した。7日に栗東所属の
エイシンプレストン(牡6、栗東・北橋修二厩舎)と
アドマイヤマックス(牡4、栗東・橋田満厩舎)が香港入りし、出走予定馬5頭が揃った。
8日朝の調教では、
ローエングリン(牡4、美浦・伊藤正徳厩舎)と
マグナーテン(セン7、美浦・
藤沢和雄厩舎)が強めの調教を行った以外は軽めの調教を行った。これが現役最後のレースとなる
エイシンプレストンは、軽くダートコースをキャンターで1周。高坂厩務員も「泣いても笑ってもこれが最後。でも、香港に来ると、なぜか調子がよくなるんや」と順調さをアピール。また、フランス遠征組の
ローエングリンと
テレグノシス(牡4、美浦・
杉浦宏昭厩舎)も海外遠征慣れしているせいか、落ち着いている様子を見せていた。一方、これが初の海外遠征となる
アドマイヤマックスと
マグナーテンも元気な姿を見せた。日本馬は11日の木曜日に追いきりを行う予定で、その後、枠順抽選会が行われることになっている。