14日に香港・シャティン競馬場で開催される香港国際競走には、日本から5頭が遠征。12日、
テレグノシスと
エイシンプレストンが角馬場で軽めの調教を行った以外は、シャティンのダートコースでキャンターを行った。その後、
エイシンプレストン、
アドマイヤマックス、
ローエングリン、
マグナーテンの4頭はパドックをスクーリング。5頭とも香港の涼しい気候の中、本番に向けて順調に調整が行われている。
特にこれが現役最後のレースとなる
エイシンプレストンは、昨日の追い切りでラスト2fを22.8秒で通過。香港では相変わらず調子の良さをアピールしていた。
そして、
エイシンプレストンの最大のラ
イバルとなることが予想されている
ファルブラヴ Falbrav(
父Fairy King)を手がけるL.クマニ調教師は、「
ファルブラヴの調子はとても良い。今日(12日)に追い切りを行う予定だったが、芝コースで速めのキャンターだけをやることにする。レースに向けて万全の体制ができた。枠順(5番)も理想的な枠だよ。ジョッキー(F.デットーリ)もインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップで落馬した時の怪我は大丈夫みたいだしね。」と語った。
一方、マイルに出走を予定していた米国の
サラファン Sarafan(
父Lear Fan)は、消炎剤のメチルプレドニ
ソロンの薬物反応が検出されたため、出走取り消しとなった。
日本馬が出走するマイルは日本時間16時55分発走、そしてカップは17時35分発走予定。