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エスメラルディーナ韓国遠征 舞台裏

  • 2015年06月10日(水) 22時11分
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藤井勘一郎騎手ブログ
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僕自身、初めてのJRAの馬で騎乗し、韓国のレースで勝つことは、本当にしびれました。

一般にメディアに取り上げられるのは騎手や馬ですが、今回はチームジャパンの仕事の裏舞台について書こうと思います。

調教にはレース週の火曜日から参加しました。
朝は関係者とホテルから競馬場へ。
韓国の馬が馬場入りする前に、検疫馬房の馬が調教できます。
馬体の確認や体温を測った後、馬装し前運動という騎乗してのウォーミングアップが始まりました。
木曜日に最終追い切りで動きを確認し、レースでの感覚をつかみました。

調教助手の鈴木勝久さんが日本から帯同していました。今回厩舎の海外遠征は初でしたが、鈴木さん自身、イギリスの厩舎で2年間研修されていたので、アウェイ感はあまりないとおしゃっていました。現地スタッフとも英語でコミュニケーションです。

エスメラルディーナは日本から検疫のためずっと一頭でしたが、他馬のいななきを聞くと立ち止まって何か考えていたのは印象的でした。
斎藤調教師はレース3日前からグッと馬体が良くなったと。ここまで来たからには「絶対に勝ちたい」と。

レース前日には「膨らんだ風船を破裂させないようにフワッと乗ってください」と、時計だけでなく馬の感覚を大切にする調教メニューでした。
この日の朝に、斎藤先生とはしっかりとコミュニケーションをとる時間があり、先生の考えを理解しました。

ノーザンファームしがらき場長の松本康宏先生が斎藤先生にビデオに記録した今回の輸送、スクーリング、ソウル競馬場の検量から馬装の流れなどの映像を説明している様子です。
そのほかにも、NFの馬がドバイ、フランス、香港の遠征の様子も見せていただきました。

今回、騎乗機会をいただき、一緒に仕事をできたのは、また自分の中で新しい発見がありました。

そして、日本の関係者と一緒に、KRAの獣医師、国際チーム、日本の飼料屋さん、新聞記者、馬具屋さんとの交流もあり、業種は違えど同じ競馬界で良い馬作りを目指すのは一致していました。
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続きは以下のブログ。インタビュー映像などもあります。
http://plaza.rakuten.co.jp/kanichirofujii/diary/201506100000/?scid=su_369
ネタ元のURL
http://plaza.rakuten.co.jp/kanichirofujii/diary/201506090000/?scid=su_369

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