冬場に良績を残す馬で、過去の勝ち鞍も1〜2月に集中している。前走の中京戦こそ速い流れにとまどって、末脚不発に終わったが、これはコースが向かなかっただけのこと。気配落ちなど、まったく感じられない。
一週前の追い切りでは、単走で79.7−65.0−51.0−38.3秒(一杯)をマーク。やや時計のかかるダートに加えて、大外を回ったため、ラスト1ハロンは13.1秒を要したが、これだけハードに追い切れるのだから、心身ともに充実しているのだろう。明け6歳になる今が、たぶん競走馬としての
ピーク。G3のハンデ戦なら、いつでも勝てるパワーを身につけており、ここでキッチリ結果を残して、さらに上を狙いたい。