価値のある2着だ。6番人気の
アニメイトバイオは中団の内で脚をためて、女王に3/4馬身差まで詰め寄った。「すがすがしい負け方」と話した後藤の表情に暗さはない。「外を回すのはリスクが高いので、あえて窮屈にして弓を引けるだけ引いてはじけさせた。
アパパネは強いね。直線で追い詰めたとき、ギロッとにらまれたような感じだった」と勝者をたたえた。
2番人気に推された
アプリコットフィズは、好位から抜け出して3着。
武豊は「かなり行きたがっていたけど、想定の範囲内。最後までしぶとかったし、バタッと止まったりしなかった」と納得の表情を浮かべた。最後の1冠でも栄冠には届かなかったが「来年へ向けて明るい内容。二千でこれだけ走れたんだから」と前を向いた。
提供:デイリースポーツ