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先週来日のターナー騎手に今季で引退の報道

  • 2015年09月01日(火) 08時54分
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イギリスの競馬史上でもっとも成功した女性騎手であるヘイリー・ターナーがムチを置くことになった。

32歳のターナーはトップレベルでの騎乗機会が減少していることに不満を募らせた結果、今シーズン終了後に引退するという衝撃的な決定を選んだと見られる。彼女はおそらく競馬から離れてメディアでの実績を積むことを模索している。

彼女はドリームアヘッドをジュライカップで勝利に導き、イギリスの女性騎手として初のG1制覇を成し遂げるなど、2011年夏にG1を2勝するだけでなく、翌年にビヴァリー・D・ステークスに勝利するなど、その後もいくつかの活躍の場面を見せた。

2008年に100勝、2012年に92勝を挙げているターナーは今シーズンここまで39勝にとどまっているが、シャーガーカップで初めて優勝した女性騎手チームのメンバーに名を連ね、週末には日本で行われたワールドオールスタージョッキーズの最終戦に勝利するという実績を挙げている。

ノーザンレーシングカレッジを卒業後、2000年に初勝利を挙げたターナーは、ニューマーケットのマイケル・ベル調教師のもとで見習い騎手となり、飛躍の足がかりとした。

ベル厩舎での安定した13年間のなかで、彼女は2005年に44勝でサリーム・ゴーラム騎手と並んで、女性初の最優秀見習い騎手を受賞した。2008年には998戦に騎乗してキャリア最多の100勝を挙げたが、翌年3月に頭部を負傷してその年を棒に振っている。

2011年には1997年のナンソープステークスに匹敵するデッドヒートの末にジュライカップを制し、女性の競馬での成功例として脚光を浴びた。翌月にはベル師が手がけたマーゴットディットでナンソープステークスも制している。

翌年8月にはアーリントン競馬場でアイムアドリーマーに騎乗してビヴァリー・D・ステークスに勝利したが、2013年にベル厩舎を離れて以降は二度の負傷などで勢いを失い、昨年は準重賞に勝利するなどで40勝を挙げたが、これは2006年以降で最も少ない勝利だった。


(RACING POST.com 8月31日)


【補足】
現時点ではまだターナー騎手からの声明は出ていません。ツイッターアカウント(@Hayleyturner123)でも引退報道以降のツイートはありませんね。来日した直後の引退報道だけに驚きです。
ネタ元のURL
http://www.racingpost.com/news/horse-racing/hayley-turner-shock-as-britains-leading-female-rider-turner-calls-it-quits/1945893/

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