名種牡馬
ニホンピロウイナー(牡24、
父スティールハート)が、種牡馬を引退することがわかった。02年にシンジケートが解散されてから、生まれ故郷の門別・佐々木直孝牧場で希望者に種付けを行っていたもので、今後は同場で余生を送る。
同馬は競走馬として、
安田記念(85年)、
マイルCS(84、85年)とマイルG1・3勝を含む重賞9勝、通算成績28戦16勝、3年連続で
JRA最優秀ス
プリンター(83〜85年)に選出されるなど、輝かしい実績を残し、種牡馬となってからは、
ヤマニンゼファー(
安田記念2回、
天皇賞・秋)、
フラワーパーク(
スプリンターズS、高松宮杯)などのG1馬を輩出し、内国産種牡馬としては優秀な成績を収めた。現役の重賞勝ち馬にはラジオたんぱ杯2歳S(G3)を勝った
メガスターダムがいる。