11日、
佐賀競馬場で行われた第31回
佐賀記念(交流G3・ダート2000m)は、
和田竜二騎手騎乗の1番人気
クーリンガー(牡5、栗東・岩元市三厩舎)が道中3番手から直線入り口で先頭に立つと、そのまま押し切って快勝。昨年2着の雪辱を晴らした。勝ちタイム2分10秒4(良)。3馬身差の2着は、後方から追い込んだ地元佐賀の
オペラキッス。同レース3勝目を狙った笠松の
ミツアキサイレンスはさらにハナ差の3着。逃げた2番人気の
ビーポジティブは8着。鞍上の
武豊騎手は昨年の
エアピエールに続く連覇はならなかった。
クーリンガーは
父フォーティナイナー、
母クールアライヴァル(
その父Relaunch)という血統。重賞勝ちは02年サラブ
レッドチャレンジC(交流G3)以来2度目。通算成績は26戦6勝(うち地方8戦2勝)。