日高地区選出の鳩山由紀夫元民主党党首が困窮する軽種馬生産者のナマの声を聞こうと、22日、浦河町で軽種馬生産振興会との懇談会を開催した。
日曜日の午前中、しかも前日には恒例となっている新年会を町内で開催したばかりということもあって集まった人数は少なかったが、活発な意見交換が行なわれた。鳩山氏は「法案の歴史的経緯など、普段なかなか聞く事ができない話を伺って参考になった。今日の話は今後、農水省との話し合いの中でも大きな武器になる」と満足そうに会場をあとにした。
参加したある生産者は「普段、我々は傍聴すらさせてもらえない中で、組合幹部から決まった事を伝えられてきた。議論に参加させてもらえば満足できなくても納得できる。こういう機会はこれからも作って欲しい」と声を大にした。