1994年の米国2冠馬で、01年からは日本で種牡馬として繋養されていた
タバスコキャット(牡13)が6日午前、種付中に心臓マヒを発症して死亡した。
タバスコキャットは
父Storm Cat、母Barbicue Sause(
その父Sauce Boat)という血統。現役時代18戦8勝2着3回3着2回。3番人気に支持された
ケンタッキーダービーは6着と敗れたものの、その後
プリークネスS(米G1)と
ベルモントS(共に米G1)の2冠を制した実力馬。
種牡馬となってからは
父Storm Cat(北米チャンピオンサイアー)譲りのスピードで、00年には北米セカンドクロップチャンピオンサイアーに輝いている。主な産駒にデビュータントS、
ハリウッドスターレットS(共に米G1)を制した
Habibtiがいる。
日本では01年から日本軽種牡馬協会・静内種馬場で種牡馬生活に入り、待望の初年度産駒が今夏デビューする予定になっている。