14日、中山競馬場で行われた
クリスタルC(G3・芝1200m)は、
蛯名正義騎手騎乗の1番人気
タイキバカラ(牡3、美浦・
土田稔厩舎)が押し出されるようにハナに立ちそのまま逃げ切った。勝ちタイムは1分8秒6(良)。2着に12番人気
ビッグファルコン、3着には10番人気
ケージーアジュデが入り、3連複は84,900円の高配当となった。
勝った
タイキバカラは
父サザンヘイロー、
母タイキクリスタル(
その父Miswaki)という血統。昨年11月東京の新馬戦(芝1400m)、500万下(ダート1400m)を連勝し、今回は3ヶ月半ぶりの出走で無傷の重賞初制覇となった。通算成績は3戦3勝。鞍上の
蛯名正義騎手は13日の
中山牝馬S(G3)を
オースミコスモで制覇しており、2日連続の重賞勝利。管理する
土田稔調教師は
タイキシャーロックで勝った98年の
エルムS(G3)以来の勝利で、
JRA重賞2勝目となった。