「第25回
ファルコンS・GIII」(芝1200m)は19日、阪神11Rに14頭(
エーシンヒットマンは出走取消、
アフリカンハンターは競走除外)で争われ、中団を追走した9番人気の
ヘニーハウンドが、外から力強く伸びてV。デビューから無傷の2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分08秒7。半馬身差の2着は4番人気の
スギノエンデバー、さらに首差の3着には2番人気の
テイエムオオタカが入った。1番人気の
アフォードは果敢に先行したが、直線で失速し10着に敗れている。
殊勲の岩田は「ムキになることもなく追走できたし、4角で
ゴーサインを出したら反応してくれた。センスがいいね。千二の馬じゃないし、これからが楽しみ」と会心の勝利に笑顔。出迎えた矢作師は「能力はあると思っていたが…全てがうまく行った。まだ(完成度は)七〜八分。楽しみな馬が出てきてうれしい」と驚きの表情を見せた。
次走については「体質が弱いのでどことは言えないが、
NHKマイルC(5月8日・東京)路線になるかな」と指揮官。2歳王者
グランプリボスに、同じ厩舎から強力なラ
イバルが現れた。
提供:デイリースポーツ