21日、中山競馬場で行われた
皐月賞トライアル・
スプリングS(G2・芝1800m)は
横山典弘騎手騎乗の2番人気
ブラックタイド(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)が、最後方待機から直線一気に伸び、連れて伸びた6番人気の
キョウワスプレンダを1馬身差抑え勝利した。勝ちタイムは1分48秒3(稍重)。2着は
キョウワスプレンダ、3着は11番人気
ダイワメジャーが入り、上位3頭は全て
サンデーサイレンス産駒となった。3連複は42,290円の高配当。上位3頭には
皐月賞への優先出走権が与えられる。
勝った
ブラックタイドは
父サンデーサイレンス、
母ウインドインハーヘア(
その父Alzao)という血統で、半姉には昨年、デビューから5連勝し注目を集めた
レディブロンドがいる。前走の
きさらぎ賞(G3)では断然の1番人気(1.5倍)に支持されたものの、
マイネルブルックにクビ差2着に敗れており、今回重賞初制覇となった。通算成績は5戦3勝。前日に
JRA通算1400勝を達成したばかりの鞍上・
横山典弘騎手は、
フォーカルポイントの
京成杯(G3)に続き、今年重賞2勝目。管理する池江泰郎調教師も、
グレイトジャーニーの
シンザン記念(G3)に続く今年2勝目の重賞勝ちとなった。